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車の運転をするときは、視覚だけでなく、聴覚も周りの環境を把握するために大きな役割を果たしています。お盆休み中、ドライブに行かれる方も多いでしょう。難聴がある方が運転する場合、ドライブに出かける前に知っておいていただきたいことがあります。安全で楽しい運転を実現するためにぜひご確認ください。
2020-08-06

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難聴者向けの運転するための10のヒント

車の運転をするときは、視覚だけでなく、聴覚も周りの環境を把握するために大きな役割を果たしています。お盆休み中、ドライブに行かれる方も多いでしょう。難聴がある方が運転する場合、ドライブに出かける前に知っておいていただきたいことがあります。安全で楽しい運転を実現するためにぜひご確認ください。

車外の音がよく聞こえるように

聴覚障害があっても車を運転できなくなるわけではありませんが、難聴による影響を最小限に抑える工夫が必要です。周りの環境を把握するために、緊急時のサイレンや、道路の音がクリアに聞こえるようにすることは重要です。

運転時の聞こえを良くする方法

  1. 補聴器を持っている方は、運転中は常に補聴器を着用してください。
  2. 出発する前に、補聴器の電力が十分であることを確認してください。
    電池式の場合、手元に予備の電池があるか確認してください。充電式補聴器をお持ちの場合は、充電済みなのかを確認し、充電器を携帯してください。
  3. 運転時に音楽やラジオを聞かないでください。
    車などの狭いスペースでは、車内の音に邪魔されて外の音が聞きにくくなる傾向があります。
  4. カーナビがクリアに聞こえることを確認してください。
    カーナビの音量を適切に設定して、カーナビをに目線を向けなくても音声だけで情報入手できるようにしましょう。運転中はできるだけ道路から目を離さないようにしてください。
  5. 乗客はできればお静かに。
    車の中では楽しくおしゃべりしたいと思いますが、時には車内が騒々しくなる場合があります。運転中は会話の声量を抑え、運転者が集中できるようにしてください。
  6. 車の窓を閉めてください。
    運転中の風切り音を防ぐため、すべての窓が閉じていることを確認してください。

その他の注意点

  1. より大きなバックミラーを取り付けます。
    日本の法律では、聴覚障害者は一定の条件の下で特殊なバックミラーを取り付けることが義務付けられています。よりワイドなバックミラーによって死角が少なくなり、視認できる範囲を拡大できます。
  2. 適宜休憩を取ります。
    集中力を保つため、余裕を持って行動しましょう。また、スマートフォンを使うなどする場合は車を止めましょう。
  3. 緊急停車時に、警察官に難聴であることをまずお知らせください。
    コミュニケーションミスを避けるために、警察官に難聴であることを伝えると、安全かつわかりやすい方法でやり取りできます。
  4. 視力と聴力を定期的にチェックしてください。
    メガネは常に視力に合うよく見えるものにしてください。聴力も重要なので、定期的な聴力検査で確認してください。

モータースポーツと難聴

自動車愛好家が趣味を楽しむことはとても良いことですが、カーレースや自動車ショーでのエンジン等の騒音は聴覚に深刻な悪影響を及ぼす恐れがあります。難聴の有無にかかわらず、耳を守るために気をつけることが重要です。難聴の場合は、補聴器の音量を下げてください。騒音が特に大きい場合、補聴器を外し、耳栓に変更することをお勧めします。イベントの後は補聴器を外し、静な場所でしばらく耳を休ませてください。