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難聴の種類は大別すると、「伝音性難聴」、「感音性難聴」、「混合性難聴」の3種類があります。混合性難聴は名前の通り、伝音性難聴と感音性難聴を併発した場合に起きる難聴の症状です。ここでは混合性難聴の原因、症状と治療について説明します。
2021-01-15

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両方の症状が現れる?難聴の種類 その三 混合性難聴 

難聴の種類は大別すると、「伝音性難聴」、「感音性難聴」、「混合性難聴」の3種類があります。混合性難聴は名前の通り、伝音性難聴と感音性難聴を併発した場合に起きる難聴の症状です。ここでは混合性難聴の原因、症状と治療について説明します。

混合性難聴とは?

伝音性難聴は、音を伝える部分(外耳~中耳)が原因の難聴です。感音性難聴は、音を感じる部分(内耳、聴神経)が原因の難聴です。伝音性難聴と感音性難聴はどちらか片方が起こることもあれば、両方発症するケースもあります。両方の難聴が存在する場合、混合性難聴と呼ばれます。

混合性難聴の症状

混合性難聴は通常、伝音性難聴と感音性難聴の両方の症状を併せ持ちます。
伝音性難聴は、音の伝達の経路が塞がれ聞こえにくくなる難聴なので、まるでテレビのボリュームを下げたかのように、 普通に聞こえていたはずの音や声が小さくなります。感音性難聴は、高い音や特定の音が聞こえにくいという症状が多く、両耳で同時に進行するのが一般的です。また騒がしい場所で聞き取りにくい、耳鳴りを伴う等の症状も多くあります。
両方の症状が出る混合性難聴ですが、伝音性難聴と感音性難聴のどちらの症状が強いかは、人によって異なります。

混合性難聴の治療

混合性難聴の場合、伝音性難聴と、感音性難聴のどちらの方が症状が強いか、どこに障害が起こっているかは人によって様々ですので、治療方法も人によって異なります。
伝音性難聴の症状は、投薬や手術などで回復が見込めるものもあります。感音性難聴は残念ながら、まだ有効な医学的治療方法がありません。しかし、補助器具で聴力を補い、いろいろな症状を緩和することができます。その選択肢の1つが補聴器です。

聴力に関して気になる症状があれば、まずは耳鼻咽喉科医を受診してください。どのタイプの難聴なのか、治療によってどれほど改善されるか、医師が様々な検査を行って診断してくれるでしょう。補聴器の装用を勧められた場合は、補聴器を取扱っている販売店で専門スタッフにご相談してください。