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難聴が交友関係にまで影響を及ぼすなんて、ちょっと想像しにくいかもしれません。今回は難聴と交友関係について考えてみます。
2019-10-24

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コミュニケーショントラブルにつながる難聴

難聴が交友関係にまで影響を及ぼすなんて、ちょっと想像しにくいかもしれません。今回は難聴と交友関係について考えてみます。

難聴を放置すると、身体や心の健康に大きな影響が出る場合があります。しかしその影響は自分自身だけではなく、家族や友人など周囲の人に対してもマイナスに働くかもしれません。

難聴が要因となって意思疎通がうまくいかなかったり、治療法で意見が分かれたり、交通事故に巻き込まれるといった安全面でのトラブルが起きると、結果としてあなたを気遣う家族や友人にもストレスをかけることになってしまいます。

意思疎通の困難

難聴者は相手の言うことを聞き取って理解するのが難しく、話し相手は難聴者に理解してもらおうと同じことを何回も言ったり、はっきり発音するよう努力します。そうしたやり取りはお互いを疲れさせます。話が成立しない、意思疎通がうまくいかなかったことで人間関係がぎくしゃくしてしまったという経験がある人もいると思います。

難聴のせいで周囲の人と疎遠になってしまうなんて嫌ですよね。「うまくコミュニケーションできない」と悩んでいるなら、チャットアプリやeメールを併用することもお勧めします。
ただ家族同士のやり取りの中で、チャットアプリだけで会話を終えるのは少し寂しい気がします。大事な話や相談事がある場合は、愛する家族と顔を合わせて、じっくり話したいと思うでしょう。そうしたときには、難聴が煩わしく感じられるでしょう。

治療に関する意見の不一致

家族や友人が心配して、検査と治療が必要だと言っても、本人が難聴を認めたがらない場合があります。治療はおろか、病院に行くことさえ拒否する人もいます。難聴の症状が出ているにもかかわらず、「自分は大丈夫!」と言い張るのは、周囲を心配させたくないだけでなく、自分が難聴であるという事実から目をそらしたい場合もあります。

本人の気持ちも大事ですが、「自分は大丈夫!」という拒絶は、家族や友人にとって、心配する気持ちを否定されたように感じられることもあるでしょう。難聴者に拒絶されても、家族や友人は、検査や治療を受けてほしいと思い続けるでしょうから、平行線なままの話し合いが続けば、お互いストレスになりかねません。

安全に関する懸念

家族や友人が「治療したほうがいい」と忠告するのは、何よりも安全面を心配しているためです。難聴に対処しないことによって生じる問題の中でも、特に安全に関することは重要です。難聴の程度によっては、車の走行音やクラクションが聞こえない可能性があります。自転車が走る音も聞こえなくなるので、歩道を歩いていても危険に遭遇することがあります。

難聴者が外出するのを嫌がる、あるいは自宅前の道路を横断するだけでも心配、など、悪いことばかり考えてしまうことも・・・。心配するあまり、「出かけちゃダメ!」とあれこれ干渉したり、過剰に安全面について指摘したら、難聴者も嫌な気持ちになるはずです。

予想できない結果

難聴者はそれでなくても聞こえにくいので、自分の周囲で話されることを聞き逃すことがあります。友人同士の会話のなかで、誰かがさりげなくイベントを話題にしても、招待されたことにすら気付けないかもしれません。難聴は、「あの時誘ったのに来なかった」といった誤解を生む原因になりかねません。

例えばコンサート、BGMの大きいレストラン、パーティーなど音があふれる空間や場所は、難聴者にとって特に会話が難しい場所です。話が聞き取れないからという理由で友人との集まりを避け、孤立したり、交友関係に摩擦が生じる人もいます。

未治療の難聴がどのような影響を及ぼすかは、具体的に予測できません。何が起こるかわからないという不確定性が、本人だけでなく家族や友人にもストレスを与えます。しかし補聴器を使えば、お互いに楽になれる可能性があります。 治療を受けるという決断は難しいかもしれませんが、自分や周囲の人全員にメリットがあります。難聴かなと思ったら、早めに耳鼻科の医師に相談しましょう。

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